オレが頑張ったことはオレしか知らない。

相方の弟のパソコンを直した。
ま、いつものことだけど。

しかし・・・今回はカナリ苦戦したな・・・。

例によって、HDDの故障・・・なんだけど、今回は、内蔵DVDドライブも壊れてる。
よって、HDDとDVDドライブの交換をやった。

ターゲットは、TOSHIBA QOSMIO E10とかいう機種。
いわゆる『AVノート』で、テレビも見られる。
しかも、テレビ視聴・録画・CD／DVD観賞するにあたって、Windowsの起動もいらない。
なんか、めんどくさそう～と思った。

先方から送られてきた一式の中に、リカバリCDなるものがなかった。
先方に聞いてみても、最初から付いてない模様。

もしかして・・・。
この手のメーカ製ノートには、HDD内にリカバリ領域みたいなのがあって、買ってから自分でDVDやらCDに焼かないと、リカバリディスクが出来ないはず。
調べてみたら、案の定、そういうタイプだった。

しかし、HDDは完全に死亡。
ディスクトップにつけて、データの吸い出しを試みようとしたが、全く動かない・・・。

うーん、困った。
多分、TOSHIBAに「リカバリディスク売ってくれ」と言えば、買えるんだろうけど。

とりあえず、オレに出来ることをやろう。

HDDはあっさり交換。
しかし、DVDドライブが認識しない。「IDE #1 error」とBIOSから怒られる。

あれ？同じパナソニックのメーカのドライブなのに。バルク品で後発のものだけど。。
調べてみると、どうやらDVDドライブは、「セカンダリのマスター」設定じゃないとBIOSで認識しないことが判明。
ということは、このドライブは、スレーブ設定になっている・・・。
多分、ファームウェアの設定でそうなってるんだろう。

ディスクトップ用のドライブと違って、ノートPC用のDVDドライブのマスタ・スレーブ設定ってどうやるのよ？ジャンパーもないし・・・。
と調べてみた結果、こういうサイトを発見。

http://www3.plala.or.jp/PC-custom/cd-pin.html

おー！こんな小さい端子をショートさせるんですか・・・。
仕方ないので、アルミホイールでショートさせようとしたけど、アルミホイールが固定できず失敗。。
やっぱ、サイトにあるように、アルミテープなるものを買うしかないのかな・・・と思いました。。
さて、どうするか・・・。

何気なく使えるものないかなーと探していたら、メモリスロットの中に、ちょろっとアルミテープが貼られているのを発見！
それを、一部はがし、47番ピンと45番ピンをショートしてみた。
今度は、ちゃんとくっついてる予感。

で、PCに突っ込んで起動・・・
おー！認識したぜ！

ということで、手持ちのWindows XP Home Edition をクリーンインストールを開始し、無理矢理ドライバを突っ込み始めました。
が、やはりメーカ製PC。メーカHPには、殆どドライバは落ちてない。

仕方なく、適当に外国のサイトとか、ソレっぽいところから持ってきて、殆どのドライバを当てることに成功しました。
が、やはり、テレビチューナーと思われるディバイスだけは、ドライバを捜せなかった・・・。

とりあえず、相方の弟君は、やっぱテレビ買うか！という気になってるらしいので、テレビは見られなくていいよーと言ってくれた。
ま、パソコンとしての機能は復活したので、良かったかな・・・。

それにしても、メーカ製PCには、本当にトラップが多い！
自分でリカバリディスクを作らなきゃならないなら、箱にでも大きく貼っておけ！と言いたい。
フツウの人達は作らないでしょう・・・よっぽど危機感持ってる人じゃないとね・・・。

ま、楽しかったけど。
また裏技チックなことやったし。
アルミテープがはがれないことを祈ります。。

そんだけ。