以下の気になるニュースを読んで思ったこと。
104年前発見、「王家の谷」のミイラは女性ファラオ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000016-yom-soci
まず1つ。
紀元前1500年前のミイラが104年前に発見されて、最近誰のミイラか分かった!って話だよな。
科学ってスゲー。。
3500年くらい前のミイラからのDNAと、以前発見された奥歯のDNAが一致したから、そいつのミイラだ!と断定できるのがスゲー。
なんか、恐ろしくロマンチックな話です。
2つ目。
古代エジプトのハトシェプスト女王である、ということが分かるということは、ちゃんとした文献が残っているから。壁画なのか本なのかは分からないけど、当時の証拠と呼べるモノが残ってる(残している)ということだよね。
オレは三国志が大好きなんだけど、それは200年くらいのお話で、今から1800年くらい前。
項羽と劉邦は、紀元前200年くらいのお話で、ちゃんと文献(歴史書?)が残っていて、後生まで確かに伝わっている。
勿論、中国はもっと前の時代の文献もあるだろう。
どれも、リアルタイムに記された文献ではないだろうけど、それに近いでしょう。
で、日本は??
オレは理系で、日本の歴史のお勉強を極力放棄してきちゃいました。中学レベルでは、多少は勉強しているものの、すっかり覚えてない。
無論、理系の人でも、凄く勉強したって人もいるでしょうけど・・・。
そんなワケで、以下は心許ない記憶と、しっかりと調べてないお話なので、事実と違うかもしれないけど、多めに見てください。
日本は、邪馬台国あたりで、ようやく統一国家と呼べる王朝ができたって勉強した記憶がある。
それは、大体200年~300年くらい(中国で魏があったとき)なんじゃねーの?と言われてる。
日本にその当時に書かれた確からしい文献ってあったっけ?
その当時に日本について書かれてるのは、中国で書かれた「魏志倭人伝」くらいなんじゃないかな。
日本の歴史書といえば、日本書紀が最初だと言われていて、それが出来たのが奈良時代。(700年くらい)邪馬台国の時代から、400年くらい後に出来たお話だから、もはや昔の話は神話になってる気がします。
ということは、日本の歴史についてちゃんと文献として残し始めたのは奈良時代から。今から1300年くらい前だよね。
3500年前に古代エジプトでハトシェプスト女王のミイラが作られた時代も、項羽と劉邦が覇権を争っていた時代も、何やってたかとても不確かですね。
弥生時代あたりで、一生懸命米作ってた!っていう漠然とした印象しかない。
なんか寂しいなぁー。。って思いました。
と同時に、日本人のくせに日本の歴史を知らなすぎ!って思いました。
学生の頃は、数学や物理で一杯一杯で、歴史については特に興味がなく、勉強もあまりせずに過ごしてきましたが、大人になってから、日本のことがもっと知りたい!という欲求が沸き始めてます。
そんなわけで、たまに暇なとき、ウィキペディアで勉強してます。
とても支離滅裂ですが、ニュースを見て、こんなコトを思いました。